僕はNHKの大河ドラマが好きで毎年見ているのですが、皆さんはご覧になっていますか?
今年の大河ドラマ『青天を衝け』の主人公は渋沢栄一です。近代日本経済の父と称され、
2024年から一万円札の肖像画となる人です。

江戸時代の末期から明治時代に活躍した偉人ですが今回の大河ドラマは江戸幕府を開いた徳川家康が
物語のガイド役として毎回登場し、ネットで少し話題となっています。

その徳川家康が第一話の冒頭でこんなことを言います。
「明治維新で徳川は倒され近代日本が生まれた、なんて言われますが、じつはそう単純なものじゃない」
幕末ものは、どうしても西郷隆盛や坂本龍馬などの「倒幕のために動いた人たち」の行動が中心に描かれがちです。
彼らこそ新しい日本を作った立派な人たちであると称賛されますが
はたして、それが本当に正しいことなのでしょうかと、問いかけているようでした。

渋沢栄一は、徳川最後の将軍である徳川慶喜に仕えていて幕府側の人間でした。
しかし、肝心の徳川幕府が倒れるとき、欧州使節団の一員として海外へ行っており
歴史の転換点に立ち会うことはできませんでした。

日本に戻った時、敗者の家臣という立場となっていた渋沢栄一が、ヨーロッパで広げた見聞をもとに
いかにして新しい日本を創る人物の一人となるのかが、とても楽しみです。
                            菅原
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