新型コロナウイルス感染症が蔓延し始めてから1年程が経過しました。
現在では第三波がようやく落ち着いてきた感じがありますが、
死者数は増加しており、まだまだ予断を許さない状況です。

この感染症が蔓延したことは、感染症について色々と知るきっかけになりました。
例えば感染症の検査方法ですが、感染が拡大し始めた当初はPCR検査という言葉をよく耳にするようになりました。
感染症の検査方法は主にこのPCR検査と抗原検査、抗体検査という3つがあることを知りました。
PCR検査はウイルスなどに特有の遺伝子配列を検出する検査です。
抗原検査はウイルスなどに特有のたんぱく質を検出する検査です。
そして、抗体検査はウイルスなどに感染した際に体内にできる抗体の有無を確認するものです。

そして、この抗体ですが、感染して抗体ができれば同じ感染症に感染しづらくなると考えられていますが、その考えは必ずしも正しいとは言えないようです。
というのは、抗体には善玉抗体、悪玉抗体、役無し抗体などの種類があり、全てが感染防止のために働くものではないからです。
善玉抗体というのは一般的に考えられている感染防止のために働く抗体です。
一方、悪玉抗体は逆に感染を促進させる働きを持つ抗体です。
そして、役無し抗体は感染防止や促進といった働きをしない抗体です。
例えば、HIVに感染すると抗体ができますが、この抗体は役無しでありウイルスを排除したり病気を悪化させることはありません。
しかし、抗体が何もしないので適切な治療をしないとやがてエイズを発症してしまうのです。

このコロナ禍は未曽有の災害となりましたが、今後も繰り返し起こりうる事態です。
今回の災害で知り得たことが今後十分に活きてくることを期待したいものです。
                                 立見

※相続のご相談なら税理士法人とおやま まで※
 http://www.kaikei-home.com/toyama/
======================================
      公認会計士 遠山事務所
      税理士法人 とおやま
       TEL 03-5285-4123
      http://www.to-yama.com/
======================================