コネクテッドコマースという会社がNTT東日本の技術とタイアップして、7月1日に渋谷の地下にAIカフェをオープンしました。
このカフェの特徴の一つは、バリスタによるコーヒーが一杯99円ということです。
定価は400円くらいとのことでこの安さの理由は、店内に日本全国の特産品を展示できるスペースが300あり、1スペース当たり月額33,000円で提供しているためです。

それらの全国の特産品は、お客が見て触って試せるようになっているようです。
店舗のある場所は、月間歩行通行量約50万人が想定される渋谷の地下なので、出展者からするといきなり渋谷に出店するよりもリスクも小さく商品をアピールできる場になるとのことです。

また、NTT東日本の技術が活用されていて、店内の人流、来店者の展示商品への興味関心といった行動データを、出展者へフィードバックするということで、商品開発や販売戦略に活用可能であり、いわゆるビッグデータの収集もしています。

そのほかの特徴は、完全キャッシュレス決済や、アレクサによる音声注文、リモート接客、ECサイトと連動した展示品の販売などがあげられ、リアルとデジタルを融合した新たな日常空間を作ることを事業内容としていて、2031年までに2,000店舗を目指すそうです。
定価400円のコーヒーが99円で提供されるということは、その差額300円は利用客の個人データの価値といえるかもしれません。

                         赤塚
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